建設現場に配属されてからの最初の数年間は、現場監督としての土台を築く大切な時期です。1年目から3年目までの成長ステップを意識して経験を積むことで、現場の信頼を得るだけでなく、将来の所長候補としての準備も進めることができます。
今回は、若手現場監督が3年目までに身につけておきたいスキルや姿勢について、ステップごとに解説していきます。
【1年目】まずは“現場を知る”ことに徹する
入社して最初の1年は、「覚えること」が中心になります。とにかく現場の流れやルールを学び、職人さんや協力会社との関わり方、そして所長や上司の動きを観察することが大切です。
主なポイント:
- 基本的な施工管理の流れを理解する
朝礼・KY活動・写真撮影・工程確認など、日々の業務をこなす中で「なぜそれをやるのか」を意識しましょう。 - メモを取る習慣をつける
現場では同じ説明はしてもらえません。とにかくメモ!すぐに見返せるように整理しておくと後で自分を助けてくれます。 - あいさつ・返事・報告は基本中の基本
信頼される若手は、まずここがしっかりしています。
【2年目】任された仕事を“自分で考えて”進める力
2年目になると、先輩から少しずつ業務を任されるようになります。自分で工程の一部を持ったり、出来形管理や写真管理を担当することも増えるでしょう。
主なポイント:
- 「なぜこの作業が必要なのか」を理解する
ただ指示されたことをやるだけではなく、背景や目的まで意識するようにしましょう。 - 工程・品質・安全を“つなげて”考える
現場では、これらの要素が常に関係しています。バランス感覚を持ち始めるのがこの時期です。 - 小さな現場・一部工程を任されたときの対応力
自分の担当範囲で発注者とのやりとりが必要になることもあります。失敗してもいいので、経験を積んでいきましょう。
【3年目】“段取り”と“周囲を動かす力”を身につける
3年目には、チームの中で自分のポジションを意識しながら、現場を先読みして動く力が求められてきます。「段取り八分」と言われるように、現場の成否は準備で決まります。
主なポイント:
- 工程の先を見据えた“段取り力”
「この作業の後に何があるか」「今やっておかないと後で困ることはないか」を考える習慣をつけましょう。 - 所長や上司をサポートする動き
「今、上司が何に困っているか」を察知し、先回りして動けると一目置かれる存在になれます。 - チーム全体に配慮した行動
職人さん、協力会社、発注者との関係も含めて、「現場全体の調整役」になる意識を持ち始めるのが理想です。
まとめ:焦らず、着実にステップアップを
若手のうちは、「こんなこと聞いていいのかな?」と思うこともあるでしょう。しかし、3年間でしっかりと基礎を身につけた人は、現場で確実に信頼を得ていきます。毎日コツコツと、一歩ずつ成長していけば大丈夫です。
未来の所長を目指して、今日の一歩から始めましょう!
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