転職か起業か

退職から起業まで

同僚の転職。

54歳で退職した後、今、自分にできることの中で需要がありそうなものを考えるようにしました。

まず最初に思い浮かんだのは、同業他社への転職です。

これまでの経験や資格を踏まえると、間違いなく需要があると感じました。

数ヶ月前、元同僚が退職し、以前勤めていた会社よりも規模の大きい企業に転職されました。
私が勤めていた業界は、慢性的な人手不足と職人の高齢化が進んでおり、技術の継承が大きな課題となっています。
そのため、若手の指導や教育ができる経験豊富な人材は非常に求められています。

しかし、同業他社への転職であれば、前職を退職する必要はなかったのではないかとも考えました。
そのため、前向きな退職からの次のステップにはならないと感じました。

とはいえ、今の自分にできることの中で最も需要があるのは間違いない。
全く新しい業種に挑戦するよりも、今の自分にできることを軸にしながら、少しずつ広げていこうと思います。

同僚
同僚

やる仕事は同じやけど、

㈱○○に行くことに決めたわ。

わたし
わたし

そうなんですね。

頑張ってください!

私もしっかり考えたいと思います。

興味があることは、いくつかあります。

会社員時代に副業についても考えました。

何かの副業が上手くいき、本業よりも収入が増えて会社を辞めて、あれをやってこれもやって…
いろいろ妄想したこともありました(笑)

副業の候補として考えたのは、せどりやブログ、WEBライターなどがありました。

その中から、せどりを実践していた時期があります。
「店舗で商品を仕入れてAmazonで販売する。」これなら簡単そうだと思い、深く考えずに挑戦してみました。

仕入れから販売までを何度か繰り返しました。
仕入れは、前職の休日や残業がない日に行い、Amazonに商品を入力するという流れです。
ここまでは特に問題はありませんでした。
その後、注文が入り、商品の発送という流れになります。

商品が売れて発送までに数日の猶予があるのですが、前職が忙しく、帰宅が遅くなるタイミングと重なることもありました。
深夜に帰宅し、梱包から配送会社に持って行く…
これはかなり辛かったです。

このような理由で、せどりは諦めました。

「まずはやってみることが大事」と言われますが、もう少し考えてから始めるべきだったと反省しています。
とはいえ、あの時期の自分の状況では、せどりは向いていなかったことが分かったので、その点は良かったと思っています。

やはり、前職に近い職種から考えることにしました。

そこで、現実的に前職の経験を活かしたコンサルタント業を考えることにしました。

前職の同僚や上司、当時の協力業者さんたちと話をしていく中で、これは需要がある!と確信しました。

いろいろな方々と話した結果、コンサルタント業をどのような形で行うかについて、いくつかの候補が挙がりました。
①前職の会社に残り、新たな部署として立ち上げる(前職:副社長の提案)
②協力業者さんの出資で、会社を立ち上げる(協力業者社長の提案)
③自己資金で新会社を立ち上げる(私の考え)

①②は、会社設立の資金と給与が約束されており、家族も納得してくれそうでした。
しかし、出資者がいるため、運営方針に対して意見を述べることが予想されます。
これでは会社員と変わらず、仕事を進めていくうえで楽しくない選択を強いられる可能性もあると考えました。

「好きな人たちと、楽しく仕事がしたい!」

これは昔から憧れていた働き方です。
楽しい仕事であれば、多少厳しい状況でも我慢できます。
嫌々やっていた仕事に関しては、やらない言い訳が無限に思いつきました(笑)。

ここは、迷わず③自己資金で新会社を立ち上げることに決めました。

これまで考えもしなかった「起業」という選択肢。
決めてしまえば、あとは前に向かって進むだけです!



これまでの経験を活かし、コンサルタント業で起業する道を選ぶことに決めましたが、これが本当に自分にできることなのか、さらに深く考えていく必要があると感じています。

自分の強みやこれからできることを見極めることが、この挑戦を成功させ、次のステップへ進むために重要だと考えています。

次回は、「いま自分に何ができるのか」をより具体的に考え、これからの未来に向けてどんな準備を進めるべきかを探っていこうと思います。

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