はじめに
毎日、安全管理や工程調整に奔走する現場監督の皆さん、お疲れ様です。
仕事を終えたあとの一杯は、まさに至福のひととき。
今回は「仕事を忘れるくらい」の日本酒と、それに合う美味しい料理をご紹介します。
明日への活力を養う晩酌タイムを、ぜひ楽しんでください。
晩酌に合う日本酒の選び方
- 純米酒をベースに:米の旨みとコクが豊かな純米酒は、料理との相性も抜群。アルコール度数は15~16度前後が目安です。
- 香り高い吟醸酒:華やかな香りを楽しみたいときは吟醸酒や大吟醸酒を。冷やして飲むと爽やかさが際立ちます。
- 地元・地酒を応援:出張先や地元の銘柄を試すのもおすすめ。現場の思い出とともに味わう一杯は格別です。
今日のおすすめ銘柄

和歌山「紀土 純米大吟醸」
和歌山県平和酒造が手がける「紀土(KID)純米大吟醸」は、華やかでいて上品な香りが特長の一本です。山田錦など良質な酒米を50%以下に精米し、低温長期発酵によって丁寧に醸造。
フルーティーなメロンや白桃を思わせる香りがふわりと広がり、口に含むと柔らかな旨みとキレの良い酸味がバランスよく調和します。後味はほのかに米の甘みを残しつつもすっきりとしており、刺身やカルパッチョなど繊細な味わいの料理と相性抜群です。
冷やしても、ぬる燗にしてもそれぞれの魅力が楽しめる、現場監督の晩酌に最適な銘柄といえるでしょう。
日本酒が進む絶品おつまみレシピ
紀土(KID)純米大吟醸にぴったりの一品:鯛のカルパッチョ

ポイント
純米大吟醸の華やかな果実香が、締まりのある白身の旨みと溶け合う一品。
軽くレモンを効かせて酸味をプラスし、酒のキレをより引き立てます。
材料(2人分)
- 真鯛の刺身用切り身……100g
- 塩……少々
- 黒こしょう(粗挽き)……少々
- オリーブオイル……大さじ1
- レモン汁……小さじ2
- ケーパー……小さじ1
- イタリアンパセリ(みじん切り)……適量
- ルッコラ(飾り用)……適量
作り方
- 鯛の下ごしらえ
冷蔵庫から出した真鯛を軽くキッチンペーパーで押さえて水分を取り、薄くスライスする。 - 味付け
皿に鯛を並べ、全体にほんの少しだけ塩を振って3分ほど置く(旨みを引き出す)。 - 調味ソースの準備
小さなボウルでオリーブオイルとレモン汁を合わせ、ケーパーとパセリを混ぜる。 - 仕上げ
鯛の上から調味ソースを回しかけ、粗挽き黒こしょうを軽く振る。 - 盛り付け
皿の縁にルッコラをあしらい、中央にカルパッチョを配置。彩りとほろ苦さがアクセントに。
サーブのコツ
- 温度管理:器は冷蔵庫で冷やしておくと、刺身の鮮度感が長持ちします。
- 酒との合わせ方:冷やした紀土 純米大吟醸をグラスに注ぎ、果実香と鯛の淡い甘みを交互に楽しんでください。
この軽やかなカルパッチョが、紀土(KID)純米大吟醸の華やかさを一層引き立て、仕事の疲れを「忘れる」ほどの晩酌タイムを演出してくれます。
ぜひお試しください!
温度とグラスで味わいが変わる
日本酒は温度と器によっても印象が変わります。
純米酒や本醸造はぬる燗(40~45℃)で米の甘みが膨らみ、吟醸酒は冷酒(5~10℃)でフルーティーな香りが引き立ちます。グラスは口当たりの良いチューリップ型がおすすめ。
晩酌タイムに合わせて変えてみましょう。
晩酌タイムを充実させる3つのコツ
- 照明を落としてリラックス:明るい蛍光灯から間接照明へ切り替え、心身をゆるめる環境を作る。
- 音楽やラジオをBGMに:好きなジャズやクラシック、建設系ポッドキャストなどを小音量で流すと◎。
- スマホは手放す:デジタルデトックスのため、スマホを別室に置いて、完全にオフモードに。
まとめ
現場監督の晩酌は、ただの飲み会ではなく「心と体のメンテナンス」です。
今日ご紹介した銘柄とおつまみを参考に、仕事を忘れるほどの日本酒タイムを楽しんでください。
明日の現場も、きっと気持ちよく動けます!
今後も美味しい料理とお酒をご紹介していきますので、どうぞご期待ください!
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