■ はじめに
最近の公共工事では、「デジタル工事写真の小黒板電子化」が急速に広まっています。
特記仕様書に「電子小黒板の導入で加点1点」と明記されている工事もあり、品質・効率の両面で評価される時代になりました。
「小黒板アプリって難しそう…」と感じる方も多いかもしれませんが、実は一度慣れれば紙の黒板よりもずっと楽でキレイです。
この記事では、初めての人でもすぐに使えるように、「導入の流れ」と「現場での使い方」をわかりやすくまとめました。
■ 電子小黒板とは?
従来は黒板にチョークで工種・位置・日付などを書き、現場で撮影していました。
電子小黒板は、スマホやタブレットで黒板情報を合成する仕組みです。
📱 たとえば、
・「工事名」「工種」「撮影箇所」などをアプリに入力
・写真を撮ると、自動で黒板が合成された画像が完成!
現場で書き直す手間がなく、撮り直しもワンタップでOK。
クラウド連携すれば、事務所ですぐ確認・整理もできます。
■ 仕様書での位置づけ
「デジタル工事写真において電子小黒板を使用した場合は、ICT活用として加点1点」
つまり、
・ICT施工の一環として評価される
・品質管理点の向上にもつながる
ということです。
積極的に取り入れれば、元請としても現場監督としても“見せ場”になります。
■ よく使われている主なアプリ
| アプリ名 | 特徴 | 無料/有料 |
|---|---|---|
| 蔵衛門Pad/蔵衛門クラウド | 公共工事対応・クラウド連携◎ | 有料(試用あり) |
| デジコン(デジタル工事写真アプリ) | 直感操作・電子黒板一体型 | 無料プランあり |
| SiteBox(福井コンピュータ) | ASP連携対応・国交省仕様準拠 | 有料 |
| フォトラクション | 現場共有しやすい・黒板テンプレ豊富 | 有料(クラウド型) |
まずは無料プランの「デジコン」や「蔵衛門クラウド」を試して、現場に合うものを選ぶのがおすすめです。
■ 現場での運用ステップ
① テンプレート作成
「工事名」「工種」「施工箇所」「日付」などをテンプレート化。
事前にアプリに登録しておくと撮影がスムーズです。
② 撮影前チェック
アプリで黒板内容を確認。撮影位置・方向を合わせておきましょう。
③ 撮影・自動合成
スマホで撮影 → 自動で黒板入り画像を生成。
その場でプレビューしてNGなら即撮り直し!
④ クラウド保存
Wi-Fi環境でアップロードすれば、事務所PCでも閲覧・分類・提出が可能になります。
⑤ 提出書類へ反映
写真管理ソフトやASP(例:電脳ASPer、SiteBox)と連携することで、
写真台帳へ自動反映されるケースもあります。
■ 実際に使って感じたメリット
- 黒板忘れ・書き間違いがゼロ
- 夜間でもはっきり読める写真
- 事務所で分類がラクになる
- 外国人技能者も操作しやすい(多言語対応)
- 「ICT施工」として加点・印象アップ
■ 導入時の注意点
- 元請・発注者の承認が必要(電子黒板運用可か確認)
- 文字サイズ・配置は国交省基準に合わせる
- 撮影時は黒板がはっきり見える距離・角度で
- クラウド利用時は通信環境もチェック
■ まとめ
電子小黒板は「最初の一歩」さえ踏み出せば、現場の写真管理がぐっとスマートになります。
📸
測る・撮る・残す —— その“当たり前”をデジタルで確実に。
加点1点は、ただのボーナスではなく、
「デジタル化で現場を進化させた証」として、前向きに取り組んでいきましょう。
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