最近、建設業界でもよく耳にするようになった「働き方改革」。
ニュースや会社の説明会などで話を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?
でも実際、現場で何がどう変わったのか、ピンとこない人も多いはずです。
建設業の働き方改革って何?
そもそも「働き方改革」とは、長時間労働の是正や労働環境の改善を目的とした国の取り組みのことです。
建設業界では、特に以下の点が大きなテーマとなっています。
- 時間外労働の上限規制(2024年4月から本格適用)
- 週休二日制の推進
- ICT・DX導入による業務効率化
- 若手や女性の参入促進
現場ではどう変わってきたのか?
「改革」と言われても、現場で働く若手現場監督としては、「本当に変わってるの?」と思うこともあるでしょう。
実際に、以下のような取り組みが増えてきています。
- 定時退社の推奨: 会社によっては19時以降の残業を禁止しているところも。
- 週休二日制の試験導入: 公共工事を中心に徐々に増加中。
- ITツールの導入: 写真管理や書類作成をアプリで行う現場も増えてきた。
- 事務作業の外注化: 施工管理者が現場に集中できる環境づくり。
とはいえ、課題もまだまだ…
改革は進んでいるものの、業界全体ではまだ道半ば。
特に下請け会社や地方の現場では「働き方改革って何?」という状態のところもあります。
一方で、若手の定着や現場の生産性向上のためには、確実に必要な流れです。
若手現場監督としてどう向き合う?
大切なのは、「自分の現場でできることから取り組む」ことです。
たとえば、無駄な資料作りを減らす、会議の時間を見直す、ITツールを活用するなど、ちょっとした工夫で効率は大きく変わります。
また、「働き方改革」に関する情報を知っておくことで、会社や上司との会話の中でも積極的に発言しやすくなります。
まとめ
建設業の働き方改革は、ゆっくりではありますが確実に進んでいます。
若手だからこそ柔軟に対応できる部分も多いので、チャンスと捉えて前向きに取り組んでみましょう。
実際の現場で役立つ事例やノウハウも順次発信していく予定なので、ぜひお楽しみに!
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