はじめに
日々現場監督として奮闘されている皆さん、本当にお疲れ様です。
工事現場同様、株式投資にも“現場目線”の視点が役立ちます。
本記事では株式投資、特に建設業関連銘柄を選ぶ際に注目すべき4つのポイントを現場監督目線で解説します。
高配当:安定したキャッシュを現場に還元
- 安定収入源:建機・資材メーカーは成熟業種ゆえ配当利回りが高め。毎年の配当が現場の安全予算や自己研鑽費用の“裏付け”になります。
- 配当性向の見極め:利益の何%を配当に回しているかを確認。無理な配当で業績悪化リスクを抱えていないかもチェックしましょう。
割安:長期低迷こそ仕込みどき
- PER・PBRの比較:同業他社や市場平均と比べて割安水準かを数値で把握。特にPBR(株価純資産倍率)1倍以下は割安シグナルです。
- 長期トレンドの確認:業績に大きな下方修正がないにも関わらず株価だけ下がり続けている銘柄は、割安感が強くリバウンドの余地があります。
直近高値から20%下落:押し目買いのチャンス
- テクニカル目線:直近のピーク価格から20%程度下落している水準は、いわゆる“押し目”と呼ばれる買い場です。
- 出来高の動向:下げ幅の大きい日は出来高が伴っているか。高出来高での下落は反転のサインになることもあります。
ニュース動向:現場で体感する材料を逃さない
- 受注・落札情報:大型公共工事の受注や新規プロジェクト落札ニュースは株価にダイレクトにプラス。
- 政府政策・補助金:インフラ投資計画や環境対応支援策など、建設業界を後押しする政策発表にも注目です。
- 海外展開・M&A:海外での工事受注や業務提携、買収ニュースは中長期的に業績を押し上げる可能性があります。
まとめ
現場監督の皆さんが培った「細部確認」「リスク回避」「段取り力」は、投資銘柄選びにも活かせます。
– 高配当でキャッシュを確保し、
– 長期低迷銘柄の割安感を活用し、
– 押し目となる20%下落水準でエントリーし、
– 現場情報とニュースを常にウォッチする。
今後はこの4つの視点を使って銘柄を厳選し、「現場目線」で選んだ注目銘柄を順次ご紹介します。
ぜひご期待ください!
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